内視鏡検査は苦しい、痛い、これが一般的な印象です。しかし、そのために、内視鏡検査を受けなければならないはずの人が、検査を受けないことで、病気の発見が遅れたのでは大変です。発見されたときには、進行がんとなって もう手遅れという事態・・・これだけは避けたいものです。そこで、当クリニックでは、つらい検査を少しでも楽に受けていただきたいと工夫しております。
胃内視鏡:
胃内視鏡では、内視鏡がのどを通るときのオエッという嘔吐反射がつらいものです。反射の強い方ほど、検査中ずっとつらい思いをします。しかも、検査する側も十分にみることができないので、見落としの危険性があります。反射の強い方には、鎮静剤で眠っている間に検査する施設もありますが、経鼻内視鏡では、鎮静剤を使うことはほとんどありません。
経鼻内視鏡では、鼻腔を通るときに軽い痛みを感じますが、その後の嘔吐反射は経口での胃内視鏡に比べて少なくなります。検査中、モニターを見ながら、医師と会話することも可能です。疑問点があれば その場で解決することも多いです。わたしも、経鼻内視鏡を受けましたが、経口胃カメラより楽でした。また、検査する側としては 嘔吐反射がないので じっくり観察することができる点も、長所と思われます。
大腸内視鏡検査:
大腸内視鏡もつらい検査ではありますが、以前よりは楽になっています。検査をためらっている方は、一度 相談してください。
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プロフィール
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児山 新
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医師
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フットサル、マラソン
自己紹介:
44歳 消化器内科医 当地で育ち、平成18年7月開業しました。3男1女の父です。地域に根ざした医療目指しています。
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